【共生型】第九回:自由と安全の両立〜酒・タバコを制限されたくない。それでも「独りは不安」な人の受け皿〜
- kango42
- 3月31日
- 読了時間: 3分

【高齢者シェアハウス記事】

「施設に入ったら、もうお酒もタバコも自由に楽しめないんだろう?」

ケアマネジャーの皆様なら、
一度はこのような言葉を
担当の方から
ぶつけられたことがあるのでは
ないでしょうか。
特に、
長年住み慣れた実家で
一人暮らしを続けてきた方にとって、
管理型の施設が提示する
「一律のルール」は、
自分自身のアイデンティティを
奪われるような窮屈さを
感じさせるものです。
しかし、その一方で
「火の不始末が心配」
「薬を飲み忘れて体調を崩しがち」
といった、
独居生活の限界がすぐそこまで
来ている現実もあります。

「管理」ではなく「契約」が
守る個人の尊厳
私たちが運営する
共生型シェアハウスは、
いわゆる「老人ホーム」ではなく、
あくまで入居者様お一人おひとりと
個別に行う**「賃貸借契約」**を
ベースにした住まいです。
ここが、
一般的な管理型施設との
大きな違いです。

自分の部屋(自宅)で
お気に入りの銘柄のタバコを嗜み、
晩酌を楽しむ。
そうした当たり前の日常を、
私たちは「管理」の名の下に
奪うことはありません。
「施設は嫌だ」
と仰る方の本音は、
安全が嫌いなわけではなく、
**「自分の生活の主導権を他人に渡したくない」**
という点にあるのだと
感じています。
ケアマネジャーの皆様が抱える
「リスクの板挟み」
を解消するために
「自由にしてあげたいけれど、
何かあった時の責任が……」
ソーシャルワーカーや
ケアマネジャーの皆様が、
常に抱えている
葛藤ではないでしょうか。

実家での独居はまさに
「自由100%・リスク100%」
の状態です。
一方で、
私たちが提案する
シェアハウスという選択肢は、
**「自由な賃貸暮らし」
をベースにしながら、
ハウス内にヘルパーが
長時間滞在しているという
「緩やかな見守り」**
をプラスした形です。
・火の不始末が心配なら:
火気を使わないIH設備の提供や、スタッフによるさりげない声掛け。

・ 健康が不安なら:
訪問看護との連携により、嗜好を尊重しつつも数値が悪化しないようサポート。

「施設管理のルール」に
利用者様を当てはめるのではなく、
利用者様の
「こう生きたい」
という希望に、住宅の仕組みを
どうフィットさせるか。
実家でギリギリの生活を送り、
孤立してしまっている方がいれば、
ぜひ一度
「自立した個別の暮らし」
を維持したまま、
安全だけを上乗せできる
この住まいの形を
思い出してください。






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