【共生型】施設ではなく「在宅型」という選択肢
- kango42
- 3 日前
- 読了時間: 4分

はじめまして。
本ハウスを運営している豊永です。
今回、この発信は、
連携させていただいている
咲くやさんのブログを
お借りして掲載しています。
日頃から医療・福祉の現場で
活動されている
咲くやさんとのご縁の中で、
「地域にある選択肢をきちんと説明する場を持つべきではないか」
と背中を
押していただきました。
この場をお借りし、
私たちの住まいの考え方や
受け入れ基準を、
できる限り率直に
お伝えしていきます。
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目次
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1,在宅と施設の“あいだ”にある課題
退院支援や在宅支援の現場で
活動されている方々から、
ご相談を受ける中で、
よく耳にする言葉があります。
「施設しか選択肢がないですよね。」
在宅での生活を続けたい
というご本人の思いがある一方で、
単身での生活には不安がある。
けれども、
施設入所までは望んでいない。
そうした
“在宅と施設のあいだ”
にある課題を、
関係者の方々との対話の中で
感じるようになりました。
私は、
医療や介護の現場で
直接支援をしてきた
立場ではありません。
だからこそ、
専門職の皆さまと連携しながら、
「現実的に成立する住まいとは何か」
を考えてきました。
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2,この住まいの位置づけ
本ハウスは介護施設ではありません。
あくまで賃貸住宅(居宅)
として生活する在宅型の住まいです。
介護・看護・医療は、
施設内で包括的に提供するのではなく、
訪問サービスを個別に契約して利用します。
• 訪問診療
• 訪問看護
• 訪問介護
• 訪問歯科
• 薬局による在宅対応
必要な支援を、
必要な分だけ利用する仕組みです。
“囲い込み型”ではなく、
在宅サービスの
延長線上にある形を選びました。
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3,受け入れの基本姿勢
空室があれば誰でも受け入れる
という運営はしていません。
私たちが大切にしているのは、
在宅生活として成立するかどうか
です。
主に確認しているポイントは
以下の通りです。
• ADLの状況
• 認知症の状態(BPSDの有無や頻度)
• 医療依存度
• 夜間の転倒・徘徊リスク
• 金銭管理状況
• 既存サービスとの整合性
受け入れが難しいと
判断する場合もあります。
その際は理由を明確にお伝えします。
紹介してくださる方の
信頼を損なわないことが、
何よりも重要だと考えています。
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4,「施設化しない」ための設計
防災面については、
スプリンクラーを含めた
設備を整えています。
安全性を軽視する
つもりはありません。
ただし、
設備が整っているからといって、
実質的に施設と
同じ運営をするつもりはありません。
• 同時間帯に介助が集中しない設計
• 夜間常駐型にしない方針
• 医療依存度が過度に高い場合は慎重に判断
在宅型である以上、限界があります。
その限界を曖昧にせず、
明確にすることが責任だと考えています。
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5,この住まいが向いている方
• 単身在宅に不安がある
• 施設入所までは希望していない
• 軽度〜中等度の介護が必要
• 訪問サービスを活用しながら生活したい
一方で、
• 夜間常時見守りが必要
• 高度医療管理が常時必要
• 強いBPSDが頻回に出現する
こうしたケースは
慎重な判断が必要です。
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6,最後に
このハウスは、
「施設の代わり」
として作ったものではありません。
在宅生活を続けるための、
もう一つの選択肢です。
ケース相談ベースでも構いません。
状況を共有していただければ、
看護師同行の評価も可能です。
紹介いただく以上、
説明責任を持って対応します。
今後、このブログでは
受け入れ基準や安全設計について、
さらに具体的にお伝えしていきます。
豊永


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