【共生型】第三回:紹介前に必ず確認している7つのチェック項目
- kango42
- 3月3日
- 読了時間: 3分

【高齢者シェアハウス記事】
【目次】
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はじめに

今回は、
高齢者シェアハウスが
「誰でもOKではない」理由
を説明して聞きたいと思います。
高齢者シェアハウスというと、
「空きがあれば入れる場所」
と、思われることがあります。
しかし、私たちは
全件で事前チェックを行い
“在宅として成立するか”
を制度面・リスク面から
確認しています。
これは排除ではなく、
入居者の安全と、
既存入居者の生活環境を
守るための最低条件です。
今回は、
紹介前に必ず確認している
7項目を明確にします。
・ケアマネジャー
・医療職
・後見人
の皆様に共有している基準です。
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ADLレベル(Activities of Daily Living)

まず確認するのは
基本動作の自立度です。
・移動(歩行・車椅子)
・排泄
・入浴
・食事摂取
・更衣
在宅型シェアハウスは
**施設ではなく賃貸住宅(居宅)**
です。
常時見守り体制ではありません。
<判断の基準>
・日中の大半をベッド上で過ごす場合
→ 要慎重検討
・全介助レベルで訪問介護回数が極端に多い場合
→ 体制要確認
👉 「訪問サービスで補完可能か」
がポイントになります。
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認知症・BPSDの有無

BPSD(行動・心理症状)の
状況は最重要確認項目です。
・徘徊の頻度
・攻撃性
・大声・暴言
・被害妄想
・夜間不穏
<リスク>
・他入居者への影響
・夜間トラブル
・警察・救急対応リスク
在宅型で成立するかどうかは、
症状の安定性と支援体制で
判断します。
👉 「認知症=不可」
ではありません。
👉 「症状がコントロール可能か」
が基準です。
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医療依存度

<確認項目>
・在宅酸素
・経管栄養
・インスリン自己管理
・吸引
・ストーマ管理
・褥瘡処置
<判断軸>
・訪問看護で対応可能か
・夜間緊急時の対応体制は整うか
高医療依存の場合、
在宅医療連携が
前提になります。
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夜間転倒リスク

転倒歴は必ず確認します。
・過去6ヶ月の転倒回数
・骨折歴
・夜間トイレ回数
・睡眠薬使用状況
夜間常駐職員はいないため、
“自己移動がどこまで安全か”
が判断基準になります。
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金銭管理状況

賃貸契約である以上、
支払い能力は必須です。
<確認事項>
・年金額
・生活保護の有無
・債務状況
・後見人の有無
・家賃滞納歴
👉 金銭トラブルは
居住継続リスクに直結します。
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家族関係・キーパーソン

・緊急連絡先は機能しているか
・医療同意は可能か
・家族トラブルの有無
在宅型は家族との連携前提です。
完全に孤立しているケースは、
後見制度や支援体制確認が
必須です。
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介護保険利用状況

・要介護度
・利用サービス内容
・区分支給限度額の残
・ケアプランの方向性
訪問介護・訪問看護が
機能していなければ、
在宅としては成立しません。
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結論:誰でもOKではない

高齢者シェアハウスは
「施設ではない居宅」です。
だからこそ、
✔ 在宅として成立するか
✔ 他入居者の生活を守れるか
✔ 医療・介護連携で支えられるか
この3点を必ず確認しています。





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