
はじめに:認知症カフェとその役割
「咲くや」は、寺町ひろばという
認知症カフェを毎月1回開催しています。
認知症カフェは、
認知症の方やその家族が気軽に集まり、
交流を深める場です。
専門職やボランティアがサポートし、
参加者が孤立しないように
することを目的としています。
寺町ひろばでは、
季節のイベントが行われることも多く、
今回のクリスマスリース作りイベントもその一つです。
参加者が楽しめる活動を通じて、
笑顔や生きがいを引き出す場となっています。
クリスマスリース作りで広がる交流と笑顔

リース作りは、作業が単純で視覚的にも楽しいため、
認知症の方でも参加しやすいアクティビティです。
手作り活動の効果:
手を動かすことで脳の活性化が期待でき、
完成した作品への達成感が得られます。
交流の場としての役割:
参加者同士で
「どの色がいい?」「ここにリボンをつけると素敵!」
など会話が自然と生まれ、笑い声が絶えませんでした。
家族のサポート:
家族も一緒に作業を手伝うことで、
普段とは違う和やかな時間を共有できたようです。
スタッフやボランティアが適宜手助けをすることで、
みなさんが楽しく参加する姿が見られました。
イベントを通じて感じる認知症カフェの意義

クリスマスイベントは、ただ楽しむだけでなく、
認知症ケアにも大きな意味を持っています。
心の安定と前向きな気持ち:
季節を感じる活動が、参加者の気持ちを穏やかにし、
前向きな意識を育む一助となります。
地域とのつながり:
ボランティアや地域住民との交流を通じて、
認知症の方とその家族が地域に
溶け込むきっかけにもなっています。
寺町ひろばは、こうしたイベントを通じて、
心温まるコミュニティを築いています。
まとめ:手作りの温かさがもたらす効果

クリスマスリース作りというシンプルな活動が、
多くの笑顔と交流を生み出しました。
認知症カフェが持つ「集う場」としての役割が、
このようなイベントを通じて
さらに広がっていくことが期待されます。
正月に向けたイベントや
春に向けたフラワーアレンジメントなど
できればいいなと思っています。
これからも参加者の笑顔が絶えない場所として、
認知症カフェの活動は続けていきます!
Comments