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理学療法士の目を通して: 訪問リハビリで片麻痺患者を支える

kango42



咲くやでは、理学療法士が2名在籍しています(R6.2現在)


私の仕事は、利用者様の自宅を訪問し、彼らが日常生活をより良く送れるよう支援することです。


特に、片麻痺の利用者様との仕事は、

私にとって大きな挑戦であり、やりがいも感じています。


片麻痺は、身体の片側が麻痺する状態を指します。

この状態の利用者様は、日常生活の中で様々な困難に直面します。


例えば、

歩行や立ち上がり、日常の家事など、

私たちが当たり前のように行っている動作が、

利用者様にとっては大きな努力を要するものとなります。


 

私の仕事は、まず患者さんの現状を理解することから始まります。


それぞれの患者さんが抱える問題点、利用者様の生活環境、身体的な条件など、多角的に評価を行います。

この評価を基にして、個々の利用者様に合わせたリハビリプランを立てます。


訪問リハビリでは、利用者様の自宅がリハビリの場となります。


そのため、患者さん一人ひとりの生活環境に合わせたアプローチが必要です。


例えば、家具の配置を変更して転倒リスクを減らす、日常生活で使用する道具の工夫など、生活全体を見渡しながらサポートを行います。


 

リハビリテーションのプロセスは、単に身体機能の回復に留まりません。


私たちは、患者さんの心理的なサポートも重要視しています。

片麻痺によって自信を失い、社会から孤立してしまうことも少なくありません。


私たちの役割は、患者さんが自分自身の価値を再認識し、

社会とのつながりを持ち続けられるよう支援することです。


また、患者さんの家族とのコミュニケーションも重要です。

家族は患者さんの最大のサポートシステムですが、

時には家族様もまた、ストレスや不安を抱えています


私たちは、家族への教育や相談を通じて、

家族全体が支え合える環境を作るお手伝いをします。


 

私にとって、患者さんが少しでも自立した生活を送れるようになることは、

大きな喜びです。


例えば、

自分で立ち上がることができるようになったり、

一人で食事をすることができるようになったりすることは、

患者さんにとっても、私にとっても大きな成果です。


訪問リハビリは、

患者さん一人ひとりに寄り添い、その人らしい生活をサポートする仕事です。


片麻痺という身体的な制約を乗り越え、新たな可能性を見出すこと。

それが、私たち理学療法士の使命だと信じています。


1つでも多く、幸せの可能性を見つけられるような理学療法士を目指して日々精進しています!




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